【ポケモンSV/シーズン1】セグレイブ軸対面構築【最終127位】

ポケモンSVシーズン1おつかれさまでした。

2年ぶりのポケモン楽しかったです。

 

目次

1.経緯・コンセプト

2.構築・調整意図

3.基本選出

4.その他

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1.経緯・コンセプト

(全般)

ラスタルを切るか切らないかの択ゲーを回避するため、相手にテラスタルを消費させたうえで、一貫性の高い高火力技の押し付けを行える構築としたい。

また、構築にあたり以下の要素は含めたい。

・特定のタイプの無効化(地面、電気、ノーマル格闘、ドラゴン)

・先制技持ち

・持ち物なしドラパルトより早いポケモン(型が無数に存在するため、ある程度の型なら仕事をさせずに倒せる手段を持っていたい)

・鋼タイプ(ドラゴン、フェアリーの一貫性を切りたい)

・ドラゴンタイプ

 

(経緯)

非テラスタル下で地面の一貫性が切れていない構築が多く、地面テラスタル鉢巻ガブリアスの通りがよかったため採用。また、セグレイブが相手の初手テラスタルを強く誘うため、テラスタルを消費させたうえで仕事ができる襷セグレイブを採用。

ガブリアス・セグレイブが対面するとテラスタル択が発生するロトムサザンドラや、サーフゴー・キョジオーン等の飛行テラスに対する安全な引き先としてチョッキハラバリーを採用。

ここまでで面倒なドラパルト、ガブリアス、マスカーニャを上から殴れ、地面の一貫性を切れる枠としてスカーフボーマンダを採用。

鋼枠かつノーマル格闘を無効にでき、受けポケモンを崩すことができる悪巧みサーフゴーを採用。

最後にフェアリー枠かつ先制技を打てる枠としてマリルリorミミッキュで検討したが、サザンドラからの引き先になれ、ガブリアスブラッキーのようなステロあくび展開やその他状態異常に強いマリルリを採用した。

2.構築・調整意図

 



ガブリアス@こだわりハチマキ

さめはだ 地面テラスタル

ようき 183-182(252)-116(4)-90-105-169(252)

げきりん じしん アイアンヘッド かわらわり

構築のコンセプトその1。テラスタル・持ち物なしで地面の一貫性を切れるポケモンサザンドラロトム、アーマーガア、カイリューくらいしかおらず、地震の通りが非常によかった。

また、一貫しがちな電気タイプを無効にできる点も非常に強かった。

技はメインウエポン2種に加えて、サザンドラのフェアリー・鋼テラス、ロトムのフェアリーテラス意識でアイアンヘッドかわらわりを採用。

地面テラス鉢巻地震の火力が高く、4振りガブリアス、H振りマリルリ程度の耐久であれば約90%で倒すことができる。また、4倍弱点が消えることから1発で倒すことが難しくなるため、対面性能が非常に高くなる。

ラスタルを消費させた後に安全に一貫性をとっていく流れが望ましいが、初手で出して無理やり削るプランも考えられる。

 

ハラバリー@とつげきチョッキ

でんきにかえる 電気テラスタル

ひかえめ 185(4)-75-111-170(252)-135(252)-65

パラボラチャージ ボルトチェンジ アシッドボム ふいうち

サザンドラロトムのテラスタル択を安全に回避できる枠として採用。また、ガブリアス地震をすかす飛行テラスタルにも強いのが優秀であった(ほぼ出していない)。

技はメインウエポン3種に加えて、読まれにくい先制技として不意打ちを採用。氷orフェアリーテラス+テラバーストにするのも強そう。

ガブリアス入りに隙を大きく見せるため、ほぼ出さない。サザンサーフ等、電気タイプが一貫している構築であれば出す。

最終日に育成したため調整は諸説。マスカーニャ意識でBに振ることも一案。ふいうちがあるためS下降補正としたほうがよかったかもしれない。

 

ボーマンダこだわりスカーフ

いかく 飛行テラスタル

やんちゃ 171(4)-205(252)-100-130-90-152(252)

げきりん りゅうせいぐん ダブルウイング じしん

地面の一貫性を切れる枠として採用。サザンドラカイリューと悩んだが、①ゲンガー・マスカーニャの襷を貫通して倒せる点、②環境に眼鏡が多く読まれにくい点、③ウルガモスガブリアスに対してテラスタルを切らずに打ち合える点を評価してスカーフボーマンダとした。ドラゴン+フェアリーに一貫する高打点として飛行テラスタルダブルウイングとした。

安定打点として逆鱗、ダブルウイングは確定。鋼への打点として地震を採用し、初手ドラゴンを安全に倒すため、両刀にして流星群を採用。

 

サーフゴー@ふうせん

おうごんのからだ 飛行テラスタル

ひかえめ 191(228)-72-140(196)-176(52)-112(4)-108(28)

鋼枠として採用。地面の一貫性が気になるため風船を持たせた。アーマーガアでもよかったが、特殊火力が欲しく、カバルドン展開・アマガドオー系列に出していける点を評価して採用。

持ち物はマリルリ意識でゴツゴツメットにしていたが、地面の一貫性を切るためにボーマンダ選出が強制されるのが動きづらかったため、風船とした。

風船は選出段階では見えず、終盤増えていたしんそく地震+補助技のカイリューを完封できる点が強かった。

 

調整意図は以下の通り。最終日に急いで振りなおしたため調整は諸説。Cを落として52振りカイリュー抜きまで振ったほうがいい説。

※レンタルパーティは振り方間違えておりDが111のため注意

HB:ガブリアスの岩石封じ+じしんを最高乱数2連以外耐え(岩石封じ持ちはほぼいないが、保険として)

C:11n

D、S:あまり

 

セグレイブ@きあいのタスキ 電気テラスタル

ねつこうかん

いじっぱり 191(4)-216(252)-112-85-106-139(252)

きょけんとつげき こおりのつぶて じしん テラバースト

構築のコンセプトその2。MVP。パルデアマンムー。セグレイブの処理をテラスタルに依存している構築が多く、テラスタルを消費させたうえで削っていけ、相手のチョッキセグレイブにも強い襷セグレイブを採用。

技はセグレイブ意識のきょけんとつげき、ガブリアスなどのドラゴンへの打点かつ先制技枠で氷のつぶて、鋼タイプへの打点として地震、アーマーガア、マリルリ意識の電気テラスタルとした。アーマーガア入りに選出を歪められるのを嫌って電気テラスタルとしたが、地面テラスタルにしてテラバーストをつららばりにするのもありに思う。

つららばりがないため、マスカーニャガブリアス対面が若干気まずい。

じしん+つぶてで地面テラスガブリアスが落ちないため、ガブリアス対面はつぶてを選択し、テラスタルを切らない場合は中乱数で1発、地面テラスタルであればつぶて2発で中乱数、地面以外のテラスタルであれば裏で対応するルートをとっていた。

 

マリルリ@ラムのみ 水テラスタル

ちからもち

いじっぱり 207(252)-112(252)-100-72-100-71(4)

アクアブレイク じゃれつく アクアジェット アンコール

フェアリーの補完枠として採用。ほぼ選出していないが、痒いところに手が届く枠であったように感じる。

マリルリウルガモスやドラパルトの鬼火で誤魔化す構築や、あくび展開を意識してラムのみを採用。アンコールの枠は要検討。ヘイラッシャを崩せそうなくすぐる(AB1ダウン)、モロバレルマリルリを見ている構築に刺さる腹太鼓とする案もあるが、耐久振りカイリューに起点にされるのが気になったため、裏と合わせて崩せるアンコールを採用。

結果1回も打っていないが、ドドゲザンに対してアンコールし、不意打ちを打たせず裏で処理する流れも想定していた。

テラスタイプははらだいこ時代のなごりであり、諸説ある。

 

3.基本選出

 

基本的にはセグレイブで荒らしてテラスタルを消費させたうえでガブリアス+サーフゴーorボーマンダで詰める動きを狙う。

基本選出だと対処が難しいブラッキーやラウドボーン入りは、ハラバリーやマリルリを絡めつつ崩していく。

選出のパワーを落とさないため、セグレイブorガブリアスのどちらかは選出に組み込むことが望ましい。

 

・対面構築、スタン系

セグレイブ+ガブリアス+サーフゴーorハラバリーorボーマンダ

セグレイブで相手のテラスタルを消費させ、ガブリアスの一貫性を作って詰める動きを目指す。

ゲンガーやマスカーニャ、ドラパルト等、低耐久のポケモンが多めに採用されている構築はボーマンダのテラスタルダブルウイングで上から一貫性を作る動きを想定。

 

・積みサイクル(カイリュー+ドドゲザン+ウルガモス 等)

セグレイブ+ガブリアスボーマンダorマリルリorハラバリー

セグレイブで荒らしたうえでカイリューにテラスタルを切らせて、ガブリアス地震or逆鱗の一貫性を作る動きを目指す。

 

カバルドン

セグレイブ+ガブリアス+サーフゴーorマリルリ

セグレイブがカバルドン以外に強いことが多いため、裏にサーフゴーorマリルリを据えつつカバルドンに仕事をさせないことを意識する。

・ドラパルト入り

地面ガブリアスが特化眼鏡流星群、電気セグレイブが鉢巻テラスドラゴンアローで貫かれるため、選出を工夫する必要がある。

ボーマンダ軸で処理するか、セグレイブで無理やり処理するルートを想定している。実際はドラパルトがほぼ選出されなかったため、そこまで気にしなくてよさそう。

 

・受けループ(クレベース+ヘイラッシャ+ハピナス等)

ガブリアス+サーフゴー+ハラバリーorマリルリ

ガブリアスのテラスタル地震で崩すことを目指す。ハラバリーがハピナスに後攻ボルトチェンジを打てるため、ガブリアスを安全に繰り出し、地震を受けられなくする。

地震が一貫しない構築に対しては、ボーマンダの流星群、マリルリのアンコールを絡めて崩すこともできる(と思われる)ため、そこまで苦労はしないはず。

 

4.その他(感想)

最終日に散歩してたらガブリアス+ハラバリーの並びが思い浮かび、補完を突っ込んでどたばたで組んだ構築でしたが、かなり強かったです。襷セグレイブがばれてなかったため勝ち続けられました。おそらく相手視点では、ドラゴン技打たれてたらどうしてたんだよ!ってなっていたと思います。

ドラゴン3体という一見ふざけた構築でしたが、相手のドラゴンに強いドラゴンが多かったため、窮屈さは感じませんでした。ドラゴン3体選出でも割と勝ってるのおもろい。

冒頭の含めたかった5要素を満たしてきれいにまとまったうえ、基本選出であるセグレイブ+ガブリアス+サーフゴーの補完がよく、悪ゴースト以外であれば半減以下にできる点がとても気に入っています。あとこの3体は技の命中がすべて100なのが美しい。

2000位から19-5で82位まで上げたものの、放置していたら127位まで落ちていました。あと1勝していれば2桁フィニッシュできたと思いますが、夜遅いし疲れたのでやめました。。

選出と勝敗は以下の通りで、ガブリアス、セグレイブがダントツでした。サーフゴーは出しづらかった印象が多かったですが、改めて分析すると出したときはかなり勝っていて、いい枠だったと思いました。